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色々なウイルスに有効なゾビラックスをヘルペスに使用した時の効果は

2020年03月18日
病原体

ゾビラックスは、主成分にアシクロビルを含んだ抗ウイルス薬です。バルトレックスよりも先に登場したもので、バルトレックスが登場する以前はヘルペス治療薬として広く使われてきましたが、吸収率が良くないため治療では1日の服用回数が多いのが欠点になります。このため患者の負担を軽減するためにバルトレックスの使用に問題がなければゾビラックスはあまり使われませんが、吸収率が穏やかであることから軟膏に使われておりヘルペス治療の外用薬として用いられています。また点滴静注にも用いられています。

ゾビラックスの作用効果は、バルトレックスと同様で体内に取り入れられることでウイルスが行う感染細胞内での遺伝子のコピーを阻害するというものです。これによりウイルスの増殖を抑制することができますが、ウイルスそのものを完全に排除することはできません。主に単純ヘルペスウイルスの治療に用いられるものですが、このほか単純疱疹や帯状疱疹に対しても効果があります。また造血幹細胞移植を行うさいの単純ヘルペスウイルス感染症の発症抑制にも用いられています。

投与についてはそれぞれの目的によって変わってきますが、一般的なこの感染症の治療ではアシクロビル200mgを1日5回経口投与という方法となるものです。ウイルスの少ない発症初期に用いると効果的で、病状の悪化が抑えられることで治癒が早まります。一方で、ゾビラックスの副作用は少ないほうですが、下痢や吐き気などの胃腸症状のほか発疹などの皮膚症状、めまいや眠気、頭痛などがあります。また血中濃度が高くなることで精神神経症状が出やすくなるため、用量を守る必要があるほか、代謝能力が低下した腎臓病のある人や高齢者の場合には使用に注意する必要があります。

基本的にゾビラックスを用いたヘルペス治療では、飲み薬による1日5回の服用となりますが、塗り薬や点滴静注があり症状に応じて使い分けされます。主に帯状疱疹や水痘、性器ヘルペスの場合には飲み薬となりますが、唇に出来る唇ヘルペスの場合には軟膏が使用されることもありますし、ヘルペスが原因の角膜炎には眼軟膏が用いられるものです。

日本ではゾビラックスは処方せん薬となっているのでクリニックで医師に診察してもらい処方してもらう必要がありますが、個人輸入で海外から購入することができます。特に再発しやすい口唇ヘルペスの場合にはゾビラックス軟膏であればすばやく治療することが可能です。