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ヘルペス対策薬として有名なバルトレックスにはどのような効果があるのか

2020年03月16日
顔を抱えている男性

ヘルペスの原因となるのは単純ヘルペスウイルス(HSV)であり、それにはⅠ型(HSV-1)とⅡ型(HSV-2)があります。治療には対症療法が行われるほかにも現在では有効な抗ウイルス薬が使われることも多いものです。バルトレックスはその抗ウイルス薬のひとつになります。

バルトレックスは有効成分にバラシクロビルを含んでいるもので、主にヘルペスウイルスの増殖を抑えるほか、単純疱疹、帯状疱疹、水痘の治療などの原因となるウイルスに対しても増殖を抑える効果があります。そもそもウイルスは、最近よりも小さく自らの細胞を持たず、他の生物の細胞内で増殖するものです。細胞を自ら持っていないウイルスは生物の細胞に入り込んで遺伝子をコピーして増やしていく性質があるものですが、抗ウイルス薬ではその遺伝子のコピーを阻害することで増殖を防ぐことができます。あくまでも抗ウイルス薬は増殖を防ぐだけの効果しかなく治療に関しては、体内の免疫作用に依存しますが、増殖を防ぐことで完治を早くすることができるほか自然治癒した時よりも体内に潜伏するウイルスの数を減らすことができ再発をある程度、抑制することができるものです。

バルトレックスは新しい抗ウイルス薬で、第2世代抗ウイルス薬とも呼ばれます。作用そのものは前の世代のものと変わらないものですが、違いとして吸収効率の良さがあり、それまでヘルペスの治療では1日5回服用しなければならなかったものが、1日1回から3回の服用で済むことが挙げられます。薬価はバルトレックスの方が高価ですが、飲む回数が大幅に減るので結果的に治療費が安くなるのもメリットといえます。

副作用は少ない方ですが、下痢や吐き気といった胃腸症状や発疹などの皮膚症状、めまいや眠気、頭痛などが報告されています。またバルトレックスを服用するさいには用量を守ることが大切で、必要以上にバラシクロビルの血中濃度が上昇すると精神神経症状が出やすくなるものです。この場合には意識低下や妄想、幻覚、痙攣といったものですが、基本的に健康な人であれば、副作用はそれほど気にする必要はありません。ただ、腎機能が低下しているような場合には代謝が上手く行かずバラシクロビルの血中濃度が上がる可能性があるので、特に腎臓病や高齢者が使用する場合には注意が必要です。

日本ではバルトレックスは処方せん薬となっていますから、クリニックなどで医師の診察を受けなければ手に入れることはできませんが、個人輸入であれば海外で売られているバルトレックスを通販することができます。