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ヘルペスの疑いがあれば症状が酷くなる前の早い段階で検査をしましょう

2020年03月21日
男性と話している医者

ヘルペスウイルスそのものはほとんど致命的な症状にまで悪化するということはないもので、また症状は自然と治まるものです。このためヘルペスという病気の知識がない場合には、多くの人が症状が気になっても治療せずに放置して自然治癒すれば治ったものと考えてしまうものです。しかし、実際にはウイルスそのものは体内に残っており再発する可能性を残しますし、ヘルペスの症状についても人によっては耐えられないほど悪化することもあります。特に性器ヘルペスの場合には激痛を伴うこともあり、女性の場合には生理周期によって免疫力が低下すると再発するということも多く、このため重い生理痛の原因ともなるものです。

ヘルペスそのものは、現在の医療技術では完治させることは困難ですが、有効な抗ウイルス薬により症状を大幅に軽減させることができるほか症状を早期に治めて治癒をはやくすることができます。一方で実際にヘルペスに感染したのか、またはそれ以外の理由で症状が出ることがありますから、疑いがあれば早めに検査して原因を突き止めることが大事です。症状が出ていなくてもパートナーに症状があるような場合にも確認のために検査することも必要なことです。特に発症は人によってその程度が異なり軽症や無症状ということもありますから、検査をしなければ感染の有無を確認することができません。

ヘルペスの検査は、血液検査によってウイルスに対する抗体反応を見ることで行われます。検査では初感染であるか再発であるかを確認することができます。初期の場合にはIgMを測定することで診断し、再発についてはCF(補体結合反応)を行うことで測定して診断されます。結果は5日程度かかりますが、初感染と再発では治療方法が異なります。初感染の場合には体内にウイルスに対する抗体が出来ていませんが、再発の場合には抗体が存在しているといった違いがあるものです。

検査で陽性とわかった場合には早期に抗ウイルス薬の投与を行うことでウイルスの増殖を抑え、これによりさまざまな症状の発症を防ぐことが可能です。また早期に治療すれば、治療期間も短くて済み使用する抗ウイルス薬の量も抑えることができるので費用を抑えることができます。なお、抗ウイルス薬の投与が開始されると5日程度で十分な改善が見られるものですが、5日間使用しても改善が見られない場合には、細菌の二次感染やそのほかの病気の可能性が疑われるものです。