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ヘルペスに正しい処置をしないでいるとどんな風に悪化していくのか

2020年03月14日
薬を飲む男性

ヘルペスは主に唇に感染するⅠ型や性器に感染するⅡ型は、いずれも一定の潜伏期間を経て発症しますが、多くの場合には、その症状は自然治癒するものです。しかし、自然治癒がするからといって放置すると症状が悪化していくこともありますし、発症中は体内に存在するウイルスの量が多くなり他人へ感染させるリスクが高まります。ほとんどの場合には濃厚な接触で感染するものですが、ウイルスが含まれる体液を触った手やバスタオル、お尻に症状が出ていれば便座などを通じて感染するといったことも考えられます。このため患部を触った場合には手洗いをしたり、バスタオルを次の人が使うといったことを避けること、お尻に症状が出ていればそのあとはエタノールなどで消毒することが感染を防ぐことになります。また症状が出ている場合には患部が濃厚接触するような性行為は避けることが大事です。またⅡ型の性器ヘルペスに妊婦が感染している場合には、死産や母子感染の原因となるものですから、安全な出産を考えるのであれば早めに治療する必要があるものです。

単純ヘルペスウイルスに感染すると3日から7日の潜伏期間を経て、前駆症状に感染場所の皮膚にピリピリしたり、チクチク、ムズムズといった違和感が現れるほか、かゆみやほてり、痛みなどを感じるようになります。その後、水疱(水ぶくれ)などが現れるものです。再発を繰り返していると皮膚の違和感で発症がわかるようになります。皮膚に水疱が現れると患部周辺にかゆみやほてり、痛みなどですが10日から3週間ほどすると症状が治まるものです。初感染では、特に症状が強く出やすいもので、発熱やあごや耳などのリンパ節が腫れることもあります。自然治癒をしたといってもそれは表面上でウイルスそのものは体内に潜伏し、Ⅰ型では三叉神経、Ⅱ型は腰骨髄神経節に存在し、再発時にそれらの神経周辺で痛みを感じることがあるものです。

自然治癒するものとわかっていてもヘルペスに感染した可能性があれば早めに治療することが求められます。重症化するほど悪化するケースは稀ですが、免疫力が低下すると発症することがおおく、同時に他の感染症に感染しやすくなります。体内から完全にウイルスを取り除くことはできませんが、抗ウイルス薬を使うことで少なくとも潜伏場所以外に存在しているウイルスの増殖を防ぐことが可能です。また放置することで再発時の症状が重くなることもあり、日常生活に悪影響を与えることになります。